リュウグウノツカイのように

深海で悠々と暮らしたい

専門学生の1日について

まえがき

以前、地方のゲーム専門学校はどんなところなのか、簡単に動画をまとめたことがあります。 youtu.be 動画では、主にどんな学生が多いのか紹介していますが、気になるのは毎日の過ごし方。1日のスケジュールです。短いと1年、長いと4年通うことになる専門学校。何時までに学校へ行き、何時から帰ってバイトを入れられるのか。通っていた当時を思い出しながら、他校の情報も比較し、まとめます。

よその専門学校はどんなかんじ?

isc.iwasaki.ac.jp www.yse.ac.jp www.nagai.ac.jp

授業開始は09:00~09:30が多い

ゲーム業界も含め、IT業界の会社は09:00が出社時間のことが多く、それに合わせているのかもしれません。遅くても09:30には授業が開始する学校が多いようです。私の学校もそうでした。

朝の会(朝のHR)があるところも

ただ、授業開始時間=登校時間ではありません。専門学校は多くの学校がクラス担任制(担任の先生がいて、高校のようにクラスがある)なのです。そのため、朝の出席確認(さすがに名前を返事させることはありませんでしたが...)や連絡事項を聞いたり、提出書類の回収、就職イベントのお知らせ等、朝礼に近い形の時間が10分程度ありました。そのため、余裕を持つなら授業開始時間から20分前には学校いるのが理想的です。クラスの大半はギリギリ~遅刻に登校してましたが...。ちなみに、朝のHRで出席が確認できなかったら遅刻扱いです。きびしい。

日直/当番があるところも

日直や当番といっても、朝のスピーチはしません。朝、早く来ることもありません。その代わり、授業ごとの号令ホワイトボードの清掃移動教室時の鍵の管理などを行います。下校前には教室の掃き掃除もありました。

係の仕事や委員会はあるの?

いきものがかりや給食係、放送委員、生徒会などは、流石にありませんでした。ただ最近は「アクティブ・ラーニング(主体的で対話的な教育=学生が自ら考える教育手法)」がお盛んのようで、オープンスクールや文化祭などの委員会を組織させ、学生にやらせようという動きもあるようです。中にはSNSで学生に学校の様子を発信させる学校もあるそうです。タダ働きだぁ~。

授業は90分×4コマが多い

授業は1回が90分です。長いと思うでしょう。これが意外と短いんです。特に楽しい授業や実習授業はアットイウマに時間が過ぎます。授業1時間分のことを「1コマ」と言ってました。学校の都合で2コマ(午前中で帰れる)ときもあったり、時間割によってマチマチです。そういえば、1時間目のことを「1限(げん)」、2時間目のことを「2限(げん)」と、n時間目を「n限」と言います。専門学生になりたての頃は違和感を感じますが、なんだか嬉しくもあるのです。

休み時間は10分、昼休みは50分

授業と授業の合間には、休み時間があります。移動教室では移動の時間です。そうでないときは、教室でワチャワチャしてます。人それぞれの過ごし方が、あるんです。

下校時刻は16:00~16:30が多い

下校時刻は16:00~16:30が多いイメージです。バイトを17:00から入れると猛ダッシュなのでご注意ください。最終下校時刻は19:00頃が多かったです。さすがに20:00まで残っていたら、見回りの先生にびっくり→怒られました。放課後、教室に残る場合は担任に一声かけておいたほうが賢明です。

土日の登校はあるの?

あります。資格試験は土日に開催されることが多く、土日でも登校することがあります。それ以外は学校が閉まっていることが多いので、土日に学校に集まって課題をしたり、チームでゲーム開発をするのは厳しそうです。事前に許可を取りましょう。また、オープンスクールのサポート学生として招集されることもあります。がんばってください。ただ、土日に登校したからといって、振替休日が月曜日にあるワケでもありません。時間割次第です。交渉しましょう。振替休日を。

時間割の例

時間割のイメージ
学校によって時間割は変わりますが、例としては上の画像の通りです。朝から夕方までミッチリお勉強ですが、その分だけ知識や技術が身に付くと信じましょう。信じる者は救われるのです。