リュウグウノツカイのように

深海で悠々と暮らしたい

専門学校の教室について

まえがき

以前、地方のゲーム専門学校はどんなところなのか、簡単に動画をまとめたことがあります。 youtu.be 動画では、主にどんな学生が多いのか紹介していますが、専門学校の教室を見たことはありますか?CMやパンフレットなどで見る場所は、キラキラしてワクワクするような場所ばかり。実際にはどんな教室があるのか、気になりませんか?一例ですが、まとめさせていただきましょう。

実習室/特別教室/スタジオ

 一番、専門学校で見栄えが良いところです。パンフレットにも惜しみなく使います。各専門分野の道具や設備が整っており、専門学校って言えばこんなトコでしょ!!と思い浮かべそうな場所です。こんなステキな空間で勉強できるんだ~と、期待に胸を膨らませます。でも、思い出してごらんください。中学や高校の頃「家庭科室」や「音楽室」の利用頻度はいかがでしたか?専門学校でも、こういった教室を使えるのは、実際に利用するのは週の半分もあればいい方。週1しか使わないことも。入学しても「特別な教室」感は拭えません。

実習室のイメージ
※画像の参考:https://www.otaru-uc.ac.jp/center/rooms.html

学生ホール/自習室

 お昼を食べたり、友人と課題をしたり・・・学生に開放された自由な教室です。図書館機能があれば超ラッキー。電源が使えることも多くて、PCを充電しながら課題をすることもできます。広くて明るいので、オープンスクールの会場としても使われがち。授業で使うことは、滅多にありません。カフェのような雰囲気を作り、新たな学校の魅力として使いたい思惑がありそうです。授業で使うことは、滅多にありませんが。

学生ホールのイメージ
※画像の参考:http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2016/08/31/2404

職員室/講師室

 学校で一番入りづらい場所です。講師が一同に集い、仕事をする部屋です。大抵呼び出されるのは叱られるときのため、緊張感がハンパないっすね!!がんばってください。他にも、教室のカギを保管しているため、入るタイミングとしては、2つぐらいしかありません。中学や高校と同様に、入室ルール(あいさつ→自分は誰か→誰に用事か?)を設けている学校もあります。黙って入ると近くの講師に怒られますので、合わせてご健勝くださいませ。

職員室のイメージ

普通教室

 普段の授業の60%は、この普通教室で行われます。1人1つの机と椅子が固定されていますから、大学のように場所に困ることはありません。やさしい設計です。自分の席があるからといって、自分のロッカーが存在するかは学校次第。私の学校にはロッカー、ありませんでした。

 座り心地や机の広さは、実はあんまり良くない印象です。硬い&狭い。ノートPC+教科書+ノートを展開するなんて、無理難題です。もしかしたら、少ない教室にたくさんの人数を詰め込むために、ワザと机を小さくしている・・・というのは、考え過ぎでしょうか。できれば入学生確保ではなく、快適な学習のための学校運営をして欲しいモノです。

普通教室のイメージ

※画像の参考: 教室の各机にシールドを設置しました。 | 川越看護専門学校
※※上記学校様のご意見では全くございません。とても素敵で快適そうな教室でございます。

 さらに、地を這う延長コードの群れや通路に置かれたカバンや昼食、そこに固まってるとお邪魔なんだけどな~と思ってしまうクラスメイトなど、普段の普通教室は地雷原そのもの。通路の幅はだいたい50cmあれば広いほうです。

 もう一つ、IT・ゲーム系の専門学校って、男女比が「男子8:女子2」のところが多く、クラスに5人女子が居れば多い方かな~と思います。そのため教室の匂いが男子校。特に昼食後の匂いが最大級に男子校です。消臭剤が置いてある教室もありました。別にオタクだからって、臭い人が多い訳じゃないと思うんです。部屋を締め切る+人が固定される=空気が流動しないが原因です。

 最近はコロナ対策で窓やドアを開けていることがあり、匂いも地雷原も多少は改善しました。でも慣れてくるのが怖いところ。別の教室に行って、初めて分かるんです。あぁ、なんて汚くて臭かったんだなと。

 そんな教室で、オープンスクールの体験授業の部屋として使われることがあります。そのたびにお掃除をしたり、消臭したり・・・必死の大片付けですが、ガベージコレクション(メモリのお掃除)だと思いましょう。普段からの整理整頓も大事です。

あとがき

 3密を避けた授業を受けるために、リモートに切り替わるのが比較的早かったゲーム系の学科・コース。普段のIT慣れもありますが、狭めの教室事情も関係しそうです。