Windows/Visual Studio 2022 /C,C++でSQLiteを動かす準備
完全な自分用メモですので、予めご了承ください。
【簡単な手順】
1.SQLite公式サイトから、DLLをダウンロード:
https://www.sqlite.org/download.html
2.Visual Studio 2022を立ち上げ、コードなしで続行→画面上部の検索ウィンドウに「コマンドプロンプト」と入力。開発者コマンドプロンプトをクリック。
// 参考サイトでは、Visual Studio Toolsとの話があり、結局VSでコマンドプロンプトが開けたら良いのでは?という狙い。
3.表示されたコマンドプロンプトで、ダウンロードした場所までcdで移動したあと、
lib /def:sqlite3.def /machine:x86
と入力。X86のところはダウンロードしたビットに合わせて変更。
4.libができた
5.SQLite公式サイトから、ヘッダファイルをダウンロード:https://www.sqlite.org/download.html
6.Visual Studioでプロジェクトを作成、実行用のcppファイル(ここではmain.cpp)を追加。
7.さらに、ヘッダファイル内についてきたsqlite3.cpp
も、ソースファイルに追加。
8.プロジェクトと同階層に、今まで展開してきたSQLite系のファイルをまとめて突っ込む(ここではsqlite3
というファイルを新たに作成し、ファイルを突っ込みました。絶対に余分なモノがありそうだが、気になるかたは各自で取り除いて...)
9.プロジェクトのプロパティ→C/C++→プリコンパイル済みヘッダー→追加のインクルードディレクトリで、SQLite系のファイルをまとめて突っ込んだsqlite3
というファイルを指定。
10.プロジェクトのプロパティ→C/C++→プリコンパイル済みヘッダー→プリコンパイル済みヘッダー→プリコンパイル済みヘッダーを使用しない に設定。
11.プロジェクトのプロパティ→→リンカー→全般→追加のライブラリディレクトリで、SQLite系のファイルをまとめて突っ込んだsqlite3
というファイルを指定。適用→OK。
12.サンプルプログラムを書いて実行できるか確かめよう!
#include <stdio.h> #include <sqlite3.h> int main(void) { //データベース接続先 sqlite3* connect = NULL; //データベース名 const char* dbname = "test.sqlite3"; //実行結果 int ret = -1; //データベースにアクセス(データベースが無いときは作成) ret = sqlite3_open_v2( dbname, &connect, SQLITE_OPEN_READWRITE | SQLITE_OPEN_CREATE, nullptr ); //接続チェック if (ret == SQLITE_OK) { printf("接続成功!\n"); } else { printf("接続失敗!\n"); ret = sqlite3_close(connect); //失敗でも接続を切断! if (ret != SQLITE_OK) { printf("切断失敗!\n"); } return -1; //エラー! } //接続を切断! ret = sqlite3_close(connect); if (ret == SQLITE_OK) { printf("切断成功!\n"); } if (ret != SQLITE_OK) { printf("切断失敗!\n"); } return 0; }
13.プログラムが正常に実行したら、test.sqlite3
というファイルが作成されている。
もし、本当の設定方法をご存知の方は、宜しければ何卒...ご教授下さい...
◎参考にさせていただいたサイト様
https://seraphy.hatenablog.com/entry/20061031/p1
https://rinor.hatenablog.com/entry/2015/07/30/033206
https://qiita.com/Ki4mTaria/items/bce1a6080e537fb1c949
https://dcravey.wordpress.com/2011/03/21/using-sqlite-in-a-visual-c-application/